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象乗り体験!バカス社エレファントヴィレッジ | バリ島 動物ふれあい 体験レポート

2015年11月9日。取材班は、バカス社のエレファントヴィレッジへと行って来ました!バカス社のエレファントヴィレッジへの取材は今回が初めて!バリ島内に数箇所あるエレファントパークの中で、おそらく南部リゾートエリアから一番近い場所にあります。エレファントヴィレッジは、ライディング時間が15分、30分、40分、60分と、選べることが特徴です。少し試してみたい方から、たっぷり楽しみたい方まで、お楽しみいただけます。今回取材班は、一番短い15分ライドを体験してきました。

本日の取材先、エレファントヴィレッジをご紹介します。


人気のサファリ&マリンパークから約30分ほどの場所、バカス村に位置するエレファントヴィレッジ。バカス村の人のほとんどがこちらのエレファントヴィレッジで働いており、村の活性化に一役買っている、アットホームな雰囲気のエレファントパークです。
エレファントヴィレッジは、他のエレファントパークと比べると客数も少なめで、のんびりとしています。8頭のスマトラ象と優しいスタッフ達で、運営されています。

エレファントヴィレッジ 含まれるもの

・ホテルからの往復送迎
・ウェルカムドリンク
・エレファント村入場
・エレファントライド
・専属ガイド
・ビュッフェランチ
・保険
(2015年11月現在)

エレファントヴィレッジに到着。

8:30
わくわくのバリ島観光のオフィスがあるジンバランエリアから、エレファントキャンプまでは車で約2時間ほどでした。
バリ島サヌールをさらに北上し、サファリパークを過ぎジャランバカスという小道を入ると、バカス社のエレファントヴィレッジに辿り着きます。周辺はのどかな村の景色が広がり、ヤシの木や田んぼの景色を楽しめる、心地の良い場所となっています。

到着し、ウェルカムドリンクのオレンジジュースが出されました。エレファントライドは9:00から始まりますので、それまで待合ロビーにて待機します。

エレファントヴィレッジ内は、象だけでなくインドネシア国内に生息する、珍しい動物達も暮らしています。テナガザルはとても人懐っこく、檻から手を出して、スキンシップを求めてきました。とても人間に慣れているテナガザルでした。

その他にも、鳥類やルアックコーヒーで有名なジャコウネコなど、小動物たちの触れ合いもできます。

どの動物達も人間に慣れているので、檻の外から触ることも出来ました。小動物へのエサやりの体験は、エレファントヴィレッジではできません。

エレファントライドに出発!

では今回の取材目的、エレファントライド(15分)に出発です!初公開のバカス社、エレファントヴィレッジの詳しい様子をお伝えしましょう。


今回お世話になる象使いさんと象をご紹介!

象使いはタムタムさん。象乗り歴は17年のベテラン象使いさんです。タムタムという名前はキンタマーニエリア出身の人に多くいるそうで、その由来の通り、キンタマーニエリア出身の方です。

象をとにかく自分の子供のように可愛がる象使いさんで、毎日のエレファントライドの催行にあたり、象の体調と疲労を貯めさせないよう、最新の注意を払っている象乗りさんでした。

今日お世話になる、メスの象、エルサ。エルサはスマトラから来たスマトラ象で、まだ22歳の若いメスの象。人間で言うと、まだ年頃の女の子です。
可愛らしい名前と優しい目のエルサは、一日に300キロのエサと、100リットルの水を飲みます。

早速エルサの背中に乗せてもらい、エレファントライド開始。
取材当日に訪れた時間帯はまだゲストが誰もいなく、ヴィレッジ内は貸しきり状態でした。静かな園内は、鳥のさえずりが響きとてもリラックスできる雰囲気です。

最初に象たちが暮らす宿舎に立ち寄りました。ちょうど朝一番の水浴びタイム中。象使いの皆さんが、自分の象を丁寧に洗っています。


象使いのタムタムさんは日本語は話せません。しかし、英語とインドネシア語を混ぜながら、象たちのことを話してくれました。
「他社のエレファントライドでは時折、象たちに負担が大きいほど、エレファントライドを催行している時がある。それはとても象にとって可愛そうなので、私の象には絶対に疲れるまで歩かせることはさせない。」
と象たちに対する思いやりを熱く語っておられました。


園内には野生の猿達もいました。時折、猿が歩いている姿は、とても微笑ましい光景となります。

まるで熱帯雨林を歩いているかのような錯覚におちいるヴィレッジ内を、エルサの背中に乗り、ゆっくりと散歩をします。

エルサは普段はおとなしい性格ということですが、お腹が空くと頑固になるそうです。取材時は、朝ごはんをたっぷり食べた後だったので、終始ご機嫌で背中に乗せてくれました。

15分のライディングはあっという間に終わります。
最後に待ち構えている、池の中へと入っていきます。

池はヤシの木の影が反射し、とても絵になる光景です。
ここでなんとタムタムさんが、乗り位置を交換しましょう、と言ってくれました。他のエレファントパークでは体験できない位置に、初めて乗ることができました。

象使いが普段乗っているところは、座ってバランスを取るのがとても難しかったです。簡単そうに座っている象使いさんですが、経験とバランスを必要とするのだと感じました。最後にお決まりの鼻噴射を披露してくれました。

初めて象乗りが乗る位置に座ることができ、テンションが上がります。このような経験は、エレファントヴィレッジでしかできないでしょう。エルサは自慢の鼻を高々揚げ、写真のポーズに応えてくれます。

出発した地点へと戻り、15分のエレファントライドが終了。
15分はあっという間でしたが、見どころも満載で、なかなか濃い内容のエレファントライドを楽しむことができました。

エレファントライドの後はこのようにエルサの脚に座ったり、鼻に抱きついたりとスキンシップを楽しむことができます。

エレファントヴィレッジが提供する写真撮影もあります。有料で購入が可能です。

ランチビュッフェ

ランチビュッフェが料金には含まれています。インドネシア料理のレパートリーが揃った内容でした。15分の短いメニューにもランチが付いていますので、これはお得!
インドネシア料理の定番、ナシゴレン、ミーゴレンはもちろん、チャプチャイやアヤムゴレン、カットフルーツまで付いた、内容充実のランチビュッフェです。

人気のインドネシア料理が全て揃った、食べやすいランチビュッフェでした。お代わりも自由ですので、お好きなだけお召し上がりくださいませ。朝一番のエレファントライドだったので、レストランも私たち取材班だけでした。混雑を避けたい方は、朝一のエレファントライドがおすすめです。

ランチビュッフェには、ミネラルウォーター、コーヒー、ティーも付いています!テーブルの真後ろには、手長猿達が見えます。終始視線を感じながら、ランチを頂きました。

レストランの下には、お土産のコーナーもあります。シルバーリング、バリ島の伝統衣装、クバヤや、サロン、さらには水着まで、バリエーション豊富なお土産が揃っていました。初めてのエレファントヴィレッジは大満足の内容でした!!

★編集を終えて★


始めて訪れたエレファントヴィレッジは、予想を超えた楽しみがありました。スタッフの対応は日本語ではありませんが、英語、インドネシア語で、丁寧な対応をしてくれました。
15分ライドはあっという間だったので、初めての人には物足りなく感じるかもしれません。お勧めなのは、30分または40分ライド。象の背中に乗って象との散歩をお楽しみください。

エレファントヴィレッジの長所は、他のエレファントパークに比べ、客数が少なく、のんびりした雰囲気を楽しめるところです。実際、ピークタイムにどのくらいの人で賑わうのか、取材日に確認できませんでしたが、8頭の象で催行しているので、わりと客数は少なめと言えるでしょう。南部エリアから気軽にエレファントライドを楽しみたいという方や、ゆっくりと混雑を避けて楽しみた方、ライディング時間を選びたい方は、エレファントヴィレッジがおすすめです。

※本レポートは取材時の情報に基づき作成しております。 金額、内容、スケジュール等は予告無く変更される可能性がございますのでご了承ください。